憧れの観光列車に乗車してきました。
その観光列車の名は、「海里」
新潟県や山形県の庄内地方の豊かな海や里を走ります。
新潟や山形に旅行に行く!という方には、
ぜひ知ってほしいそんな電車です。
公式サイトはこちらになります。
観光列車、越乃ShuKuraの乗車日記はこちらから。
新潟のオススメ観光情報~大地の芸術祭~
Contents
観光列車は実はコスパ抜群!?
高級な乗り物に感じる観光列車ですが、
実はコスパ抜群の乗り物。
- 旅行につきものの移動時間が、まるまる観光時間になる。
- 地物の特産品が詰まったお弁当、軽食を楽しめる。
- 観光列車限定のお弁当があることも!
- 車内放送で、その土地の名物や見どころを教えてくれる。
- 海が綺麗であったり景観が美しい駅で途中下車できる。
などなど。旅行の計画にぜひ組み込んでみては!?
海里ってこんな観光列車
海里は「かいり」と読みます。
新潟県から山形県の庄内地方をまたぐ列車で、
海や里などの豊かな自然が眺められます。
地物の食べ物やドリンクが車内販売されているのも嬉しい。
運行コースは、1種類で、
新潟駅から酒田駅間を走ります。
列車は、4号車からなり、
1号車は2人掛けのリクライニングシートを中心とした車両(乗車券・指定席券で乗れます)
2号車は全席4人掛けのコンパートメントシートの車両(乗車券・指定席券で乗れます)
3号車は売店とイベントスペース。海里オリジナル商品が購入できます。
4号車はダイニング車両。食事・ドリンク等をセットにした旅行商品として発売。
となっています。
海里の魅力は追及された美食
海里の魅力はなんといっても食事ではないでしょうか。
新潟と庄内地方のグルメを楽しめます。
日本海を眺めながら、美味しい食事を楽しめます。
4号車のダイニングでは、
新潟駅→酒田駅の往路と
酒田駅→新潟駅の復路で
提供される食事が異なります。
新潟駅発の海里では、
100年以上続く歴史と格式ある料亭の日本料理が楽しめます。
運行日や時間によって料亭、料理が異なります。
料亭 新潟 鍋茶屋(なべぢゃや)
日本料理 行形亭(いきなりや)
料亭 一〆(いちしめ)
酒田駅発の海里では、
日本海に沈む夕日を眺めながら、
庄内地方のイタリアンをいただきます。
アル・ケッチァーノの奥田イタリアンに加え、
奥田政行氏のドルチェ専門店「ファリナモーレ・ドルチェ」のドルチェ詰め合わせ
でまるでアフタヌーンティーを楽しむような豪華さ。
1,2号車の指定席の方も、
3号車で海里特製弁当を購入して、
グルメを楽しめますよ!
海里にお得に乗る方法
4号車は「のってたのしい列車予約サイト」で予約購入する旅行商品です。
食事などのサービスがついています。
1、2号車は乗車券+指定席券で乗ることができて、お得です。
指定席券は「みどりの窓口」、指定席券売機、駅たびコンシェルジュ、主な旅行会社および「えきねっと」で購入できます。
また、JR東日本のおトクなきっぷを購入している方は、
プラス指定席券の購入だけで乗ることができるようです。
青春18きっぷや週末パスなど、乗車フリーエリアに新潟駅~酒田駅間がカバーされていればOK。
おトクな切符を使う予定のある人には、
指定席券を払うだけで観光列車に乗れるので、
お得な気分ですよね。
JR東日本のおトクなきっぷはこちらから確認できます。
乗りたい運行ルートをカバーしている乗車券を探して旅行プランを立ててみてください。
実際に海里へ乗ってみた感想
2022年に乗車した記録です。
酒田駅→新潟駅を走る海里へ乗りました。
海里の乗車を検討されている方の、参考になれば幸いです。
まずは海里と記念撮影
電車に乗る前に、海里の写真を撮りまくります。
黒とオレンジのボディが美しいです。
これに乗るのか、と思うと、気分が高まる瞬間。
このオレンジとホワイトのデザインがすごく可愛い。
夕日と新雪をイメージして作られたというこのマーク。
4号車の食事&サービスを楽しみつくす
今回乗車したのは、旅行商品の4号車。
ドリンクと食事のサービスが楽しめます。
車内はこんな感じ。
座席がフカフカのソファのようになっていて、
座り心地抜群です。
少し婉曲になっていて、目隠しのような効果から、
リラックスできました。
席に着くと、すでにランチョンマットが敷かれています。
イメージカラーのサンセットオレンジが可愛い。
この水のボトルもめっちゃ可愛いですよね。
駅の売店でも売ってほしいな。
酒田駅を15時に出発。
こちらはウェルカムドリンクのスパークリングワイン。
鶴岡駅でお弁当を詰め込み、
提供されたものがこちら。
白い陶器のような箱でとてもオシャレ。
蓋を開けると…
かわいすぎる…。
上の3品がイタリアン。
下がドルチェ詰め合わせ。
もうね、本当に、どれも最高に美味しいんです…。
スイーツオタクで、スイーツにお金を惜しまないタイプなんですが、
もうどれも文句のつけようがないぐらい美味しい。
メニューはこちら。
【アル・ケッチァーノ】
庄内豚のトルテリーニ バターを絡めて
マスの 43℃調理と 135℃調理の骨
山形牛と山形セルリーのトマト煮込み
【ファリナモーレ・ドルチェ】
バスクチーズケーキ
御山塩と鶴岡シルクマカロン
庄内町「はらぺこふぁーむ」さんのフランボワーズムースと季節のフルーツ盛り合わせ
季節のフルーツのトルタディフルッタ
郷土菓子『くじらもち』を入れたトルタディチョコラータ
しょっぱいと甘いで無限にいけます。
高級ホテルのアフタヌーンティーに来たかと錯覚しました。
車窓から眺める美しい景色で、
あ、海里に乗ってたんだ…。と思い出します。
酒田駅→鶴岡駅間では、鳥海山を眺めました。
美しい田んぼ、そして日本海。
笹川流れの景観。
贅沢、そして飽きない景色。
車掌さんの案内放送があったりするので、
勉強になります!
甲州白ワインをおかわり…
食後の雪室コーヒー。
ちゃんとコーヒーカップで出てきました。
沈みゆく夕日を眺めることができて、
旅の終わりの風情を感じます。
18時31分、新潟駅に到着したころには、
すっかり日も沈んでいました。
楽しい旅をありがとう。
鶴岡駅で一時停車
鶴岡駅で一時停車してくれるので、
鶴岡駅の売店でお土産を買えます。
「つるおか食文化市場FOODEVER」という駅前の施設では、
地元の名産品やスイーツが買えたり、食事ができるレストランも入っています。
観光客には嬉しい施設。
観光列車海里で上質な旅を
高級感が溢れる列車でした!
フレンチもとっても美味しくて、ラグジュアリーな気分で大満足。
山形観光からの帰りに乗車したので、
甘いものを食べながら、旅の感想を言い合ったり、
とても素敵な時間を過ごせました。
特に、スイーツが大好きな人には、
酒田駅発の海里をオススメしたい!!!
この記事を読んで観光列車に乗りたくなったあなた!
ぜひ旅行計画を立てるときに、JRや第三セクターのホームページを調べてみてくださいね。