スタジオジブリの名作といえば
風の谷のナウシカ
金曜ロードショーでも何度も放送されているアニメ映画です。
さて、その風の谷のナウシカに原作があることはご存知ですか?
Contents
風の谷のナウシカの漫画版とは?
風の谷のナウシカは、
スタジオジブリ・宮崎駿監督により1984年に劇場版アニメとして発表されました。
映画の原作は、
1982年に徳間書店のアニメ情報誌・アニメージュに掲載された風の谷のナウシカ。
漫画版の作者も宮崎駿監督です。
全7巻セットで購入することができます。
風の谷のナウシカの原作漫画の大きさは?
ワイド版として知られる風の谷のナウシカの原作漫画、
そこそこのサイズ感があります。
我が家にある漫画の画像です。
青いボックスのなかに7巻セットが収納できます。
本自体は大きいのですが、
セットで買うと付いてくるボックスに収納できるので
保管が簡単です。
風の谷のナウシカのアニメ版と原作の違いとは?ネタバレなしのあらすじ
ナウシカの劇場版アニメは、原作漫画の冒頭までの話になっています。
具体的には、全7巻ある原作漫画のなかで、2巻の半ばまでが、
劇場版アニメの内容です。
(巨神兵の登場など、まったく一緒ではありません)
劇場版アニメでは、王蟲の暴走を止めたナウシカに観念した
トルメキア軍が風の谷から撤退し、風の谷に平穏が訪れた、
というようなラストですが、
原作漫画では、王蟲の暴走を止めたナウシカが
トルメキア軍のクシャナたちとともに、旅に出ます。
そこで、腐海や王蟲に隠されていた謎、
この世界の真実を突き止めていく、
というあらすじです。
劇場版アニメでは、自然を武力で制圧しようとするトルメキア軍と
愛の力で包み込もうとするナウシカ、という対立が描かれていますが、
原作漫画では、少し異なります。
他の部族も登場し、自然と人間の関わり方にとどまらず、
人間同士の争いが多く描かれます。
また、劇場版アニメでは、悪役として描かれたクシャナの人生の悲しみに踏み込んだり、
劇場版アニメのキャラクターの人間性を深く描いているので、
かなりキャラクターに抱く印象も変わります。
風の谷のナウシカの原作をなぜ読むべきなのか?
なぜ、風の谷のナウシカの原作を読むべきか?
ずばり、劇場版アニメだけではもったいないから、です。
せっかく登場人物や世界観という事前情報があるなら、
原作漫画を読んで理解するのもスムーズなはず!
この名作漫画を読まないなんて、単純にもったいないんです。
そして、ナウシカ原作漫画は、現代の日本の漫画の根幹をなすような物語である。
と感じることが多いからです。
あ、これ、ナウシカ原作漫画っぽいな。
と思うことが多いんです。
人間が自身の愚かさから、自滅していく世界の話って、
ラノベや漫画でもよくあるのですが、
まさにナウシカの原作漫画はそういった世界に立ち向かう人間の強さというものを
明確に描いています。
その人間の強さ、というものは、ある種の希望であり、
それは現代社会にも通じていくものでしょう。
読んだ人に、生きる力を与えてくれる、
それが風の谷のナウシカの漫画です。
風の谷のナウシカの原作はどんな人にオススメなのか?
スタジオジブリが好きな人、
しいては全人類にオススメします。
ジブリ作品は、子どものころから見ている方が多いと思います。
鬼滅の刃などの漫画アニメ作品が小学生の間でも人気ですが、
風の谷のナウシカも読めるはず…。
読んで欲しい…。
一家にワンセット、風の谷のナウシカの原作漫画を置いてほしい…。